【競輪】新田2着でグランドスラムお預け 獲得賞金は10億円突破
「寛仁親王牌・G1」(18日、前橋)
脇本雄太(31)=福井・94期・SS=が主導権を奪い、そのままライバルの反撃を許さずに押し切って快勝。今年2回目、通算では5回目となるG1制覇を成し遂げ、優勝賞金2940万円(副賞含む)を手にした。2着に新田祐大(34)=福島・90期・S1=が入り、東京五輪代表の2人でワンツー決着。脇本の番手だった東口善朋が3着に入った。
新田は2着に敗れ、史上4人目のグランドスラム達成はお預けとなった。先制した脇本-東口の後位から猛然と追い上げたが、3/4車身届かなかった。「力勝負できれば良かったが、見てしまうところがありました」と振り返った。なお、この競走で、通算獲得賞金は10億円を突破した。