【天皇賞】クロノジェネシス順調 リハ首差遅れも問題なし!女王と真っ向勝負歓迎
「天皇賞(秋)・G1」(11月1日、東京)
クロノジェネシスは北村友を背に28日、栗東CWでリュヌルージュ(5歳オープン)と併せ馬。6F84秒4-38秒0-12秒2を記録し、4馬身先行したパートナーに首差遅れと、見た目に決して派手さはなかった。それでも、伸びやかなフォームで順調な仕上がりをアピールした。
鞍上も「気分良くリラックスさせることを大前提に乗りました。最後も気持ち良さそうに走っていたし、リズムも良かったです」と満足げに振り返る。もともと休み明けは走るタイプで、ぶっつけは予定通り。斉藤崇師も「今回は長距離輸送があるので、やり過ぎないように。最後も無理することなく並び掛けてくれましたし、良かったと思います」と状態面に全く不安のないことを強調した。
稍重の宝塚記念を6馬身差で圧勝した道悪巧者。ただ、今週は良馬場の見込み。それでも、北村友は「良馬場でも問題ないです」と力強く言い切った。さらに、「せっかくだから、良馬場でアーモンドアイと戦いたいという気持ちはあります。もちろんアーモンドアイは強いですが、その強い相手にどれだけやれるか。楽しみを持って挑めると思います」と真っ向勝負を歓迎する。道悪だから勝ったとは言わせない。今のクロノジェネシスなら、馬場を問わず結果を出せるに違いない。