岡部幸雄元騎手、中村均元調教師に旭日小綬章「戸惑いもあったが大変光栄」

 政府は3日付で20年秋の叙勲を発表。中央競馬からは岡部幸雄元騎手(72)、中村均元調教師(72)が旭日小綬章を受章した。

 岡部氏は67年にデビューし、05年3月にムチを置くまで、中央競馬で歴代2位の2943勝を挙げた。旭日小綬章の知らせに「戸惑いもありましたが、大変光栄に感じております」とコメントを寄せた。

 日本競馬を欧米のレベルに引き上げることが大きな目標だった。70年代から米国や欧州などに積極的に遠征し、米国式の騎乗技術を取り入れた。84年にシンボリルドルフで無敗クラシック三冠制覇を達成。98年にはフランスのジャックルマロワ賞をタイキシャトルで勝ち、海外G1初制覇を成し遂げた。

 「私個人に与えられた栄誉であるとは到底考えられない。私を育ててくれたシンボリルドルフをはじめとした多くの馬たちや、関係者にこそ与えられた栄誉と考え、お受けすることとしました」と謙虚に心境をつづった。

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