【ボート】若松BBC直前コラム2
「ボートレースバトルチャンピオン・PG1」(12月3日開幕、若松)
「プレミアムG1・第2回ボートレースバトルチャンピオン(BBC)トーナメント」が12月3~6日まで福岡県のボートレース若松で開催。今年のSG、G1で活躍した強豪が一発勝負の短期決戦に挑む。3回にわたりレースの見どころなどを紹介する。
負けたら終わり、一発勝負の短期決戦。決勝戦の枠番は選考順位、節間成績に関係なく抽選によって決定される。何が起こるかわからないボートレースバトルチャンピオン(BBC)トーナメント。第1回覇者・田村隆信は、この大会の面白さを体現したチャンピオンといえる。
あみだクジによる、昨年の決勝戦の枠番抽選。準決勝3着だった田村は最後の抽選順番。ところが1号艇が残っており、“残り福”でポールポジションをゲット。そして危なげないイン先マイで初代チャンプになった。「棚からぼた餅という言葉がピッタリ。一番楽しんだ」と喜んだ。
今年はなかなか思うような成績を残せていない。地元・鳴門でのSG・オーシャンカップ(7月21~26日)。初日ドリーム戦を2コース差しで制して流れを手にしたと思えたが、3日目に痛恨のFに散った。今年最大の見せ場が、残念な結果となってしまった。
ディフェンディングチャンピオンとして臨む今大会。舞台の若松は04年8月オーシャンカップでSG初優勝。18年11月にG1周年を制覇している、大得意の水面だ。“相性の良さ”でタイトル防衛、そして来年へ弾みをつける。