【ジャパンC】コントレイル意気揚々!回復力に手応え 矢作師納得の表情「予定通り」

 「ジャパンC・G1」(29日、東京)

 世紀のドリームマッチまであと1日。三冠馬3頭がそれぞれ、決戦に向けて軽めの調整を行った。

 無敗の牡馬三冠馬コントレイルは27日、栗東坂路で4F63秒9-15秒8を計時。真っすぐに駆け上がった。矢作師は「金羅(助手)の第一声は『弾んでいます』だったよ。予定通り、ここまで来られた。馬が自分で上げてきた」と納得の表情を浮かべた。

 1週前追いの併せ馬は追走遅れ。指揮官は「本当にみんなが思っている以上にやめようと思っていた。90ならやめたいと。それで90かな、と思っていたところから上がってきたから」。当週に入って急浮上。予想以上の回復力に手応えをつかんでいる。

 事前発表馬体重は前走からプラス6キロの464キロ。「当日はマイナス4キロまでにとどまれば結構かな。マイナス10キロとかになれば不安視してもらっても結構だが」と指揮官。これまでにない強敵が集う府中へ、意気揚々と送り出す。

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