【チャンピオンズC】国内無敗のクリソベリル、連覇へ万全 上積みと伸びしろある

 「チャンピオンズC・G1」(6日、中京)

 下半期における砂の王者決定戦。歴戦の猛者が顔をそろえた。デビューから無傷6連勝でチャンピオンズCを制してから1年。今年初戦のサウジC(サウジアラビア)で7着に敗れたクリソベリルだが、帰国後は帝王賞、JBCクラシックと連勝し、統一ダートG1で輝きを放ってきた。連勝記録は途切れたが、国内では8戦8勝とまさに無双状態。飛び抜けた存在と言っていいだろう。

 今回は中4週での参戦。デビュー以来、最も短いレース間隔での出走となる。音無師は「これまでレース間隔を詰めて使うことはありませんでしたから、それがどう出るかですが、ケイコはきっちりと消化できていますし、叩いた効果は見込めそうですよ」と上積みを口にした。

 浜田助手も伸びしろに言及した。「体をしっかりと使えるようになって、馬体も引き締まってきました。緩さも解消されつつありますからね。今年、来年と充実期ですから、まだ完成ということではありませんが、その上があることを期待しています」とさらなるパワーアップを見込んでいた。10、11年のトランセンド(当時JCダート)以来の史上2頭目となる連覇へ。そしてその先にある高みを見据え、王道を行く。

 1週前診断では、川田を背に栗東坂路で4F52秒6-38秒5-12秒4(一杯)。ダンビュライト(6歳オープン)との併せ馬で併入。全身を大きく使ったフォームで躍動した。状態はさらに上向いている。

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