【チャンピオンズC】ゴールドドリーム迫力十分 古豪健在、平田師も上昇ムード実感

 「チャンピオンズC・G1」(6日、中京)

 古豪健在を猛烈にアピールした。17年の覇者で、19年2着のゴールドドリームが2日、栗東坂路で迫力十分の満点デモ。藤懸(レースは和田竜)を背に単走で追われたが、しっかりと反応して4F51秒7-37秒7-12秒1と好タイムをはじき出した。

 平田師は「動きは良かったね。(開門して)後半の時計の掛かる時間帯だったことを考えると、時計も出た。いい追い切りだった」と状態面に自信を見せる。加齢とともに、調教でずるさを見せるようになっていたが、いいスパイスになったのが1週前追い切り。初コンビとなる和田竜が騎乗し、栗東CWで7F81秒3-11秒7とかなりハードに負荷を掛けた。「あれで変わった。きょうは集中して走っていた」と師は、はっきりと上昇ムードを感じ取っている。

 北村友との新コンビを予定していたが騎乗停止となったため、鞍上が急に空白となった。平田師が声を掛けたのが「以前から合うんじゃないかと思っていた」という和田竜。当初は阪神で騎乗馬が多く集まっていたが、それを断ってまで中京での騎乗を選んだという。

 先週の動きについて、和田竜は「乗りやすくて、コントロールがしやすかった。去年が惜しかったし、この条件は実績があるからね」と期待を寄せる。乗り代わりが刺激となって、復活劇が見られるかもしれない。

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