【チャンピオンズC】チュウワウィザード今が一番 国内無敵王者を打ち破る!
「チャンピオンズC・G1」(6日、中京)
活気十分だ。決戦を控えたチュウワウィザードは4日、栗東Eからゲートの駐立を確認すると、はやる気持ちを抑えつつ、行きっぷり良くダートコースを駆けた。大久保師は「走る気になっていますし、状態は非常にいいですね。馬体も締まっていますし、良くなっている。今が一番具合がいいんじゃないかな」と万全の状態に口調も滑らかだった。
枠順について指揮官は「できれば、クリソベリルの外を希望していたんだけど。作戦を立て直さないといけないですね」と思案しながら、「この並びだと王道のレースになるかも」と正攻法での運びを示唆した。
そのクリソベリルとはこれまで3度対戦。19年のチャンピオンズC(4着)、20年の帝王賞(3着)、JBCクラシック(3着)と、いずれも後じんを拝している。厚くて高いライバルの壁。「確かに強いです。でも、何とかひと泡吹かせようと頑張ってきました」と師は意気込みを見せた。
簡単に引き下がるつもりはない。充実期、完成期を迎えたここで、今度こそ国内無敵の王者を打ち破る。