【ボート】若松BBCT 寺田祥が決勝戦1号艇ゲット チャンピオンベルト奪取だ
「第2回BBCトーナメント・プレミアムG1」(5日、若松)
準決勝戦が10、11Rで行われ、レース後のあみだくじの抽選で寺田祥(42)=山口・81期・A1=が決勝戦の1号艇を引き当てた。
思い出の水面で寺田が底力を発揮した。2号艇で迎えた準決勝戦10Rは、松井繁(大阪)、森高一真(香川)、羽野直也(福岡)と横並びの3番手争い。1周2Mで森高の攻勢を退け、全速ターンで最内を差した羽野を逆転。ホームで一気に加速すると、3着で決勝戦進出を決めた。
「足はいいですよ。1走目だけは悪かったけど、そこからはうまく調整を合わせられてかなり良くなっている。最近の中ではいい方」と並み居る強敵にも引けを取らない仕上がりに胸を張った。
若松は17年8月に行われたボートレースメモリアルでSGを初制覇。選手として偉大な称号を勝ち取った舞台だ。決勝戦の勝敗を左右する「あみだくじ」では、見事に1号艇をゲット。インから気合のKOパンチを浴びせて、ボート界最強のチャンピオンベルトを勝ち取る。