【競輪】不破将登が2場所連続優勝 決め脚発揮で西武園デイリー賞V
「デイリースポーツ賞・F1」(9日、西武園)
開催最終日の12RでS級決勝戦が行われ、不破将登(32)=岐阜・94期・S1=が直線鋭く伸びて、2場所連続優勝を果たした。2着に不破マークの山口富生が続いて、岐阜コンビのワンツー決着。3着には畑段嵐士が入った。
好展開をものにした。不破が11月の福井F1に続いて、2場所連続Vを決めた。バンクから引き揚げると「チャンスをものにできて良かった。展開が良かったですね。連続優勝については意識していなかった。いいところをもらった感じですね」と思わず頬を緩めた。
レースは真杉匠-長島大介の栃木勢が先制。最終ホームで6番手から新山響平が巻き返すが、長島のけん制に遭って失速。不破は同3角2番手から仕掛けた単騎の畑段を追走し、直線でシャープに追い込んだ。
次走は年末の平塚F1(28~30日)に出走予定。「脚自体は上がっていると思います。それをどのようにレースで生かせるか」と力を込めた。