【カペラS】デビュー2年目・亀田「結果出す」 自厩舎ヒロシゲゴールドで逃走Vだ
「カペラS・G3」(13日、中山)
師匠の思いに応えたい。デビュー2年目の亀田温心騎手(19)=栗東・北出=が重賞獲りに燃える。カペラSでコンビを組むのはヒロシゲゴールド。自身が所属する北出厩舎の5歳馬だ。実戦では初コンビだが、日々の調教騎乗で癖は把握済み。「追い切りでは息の感じが前回よりも良くなったと感じました。普段から調教に乗っているし、自厩舎の馬で重賞に乗せてもらえるので結果を出したい」と力が入る。
全6勝のうち5勝が逃げ切り。ハナを切ればとにかくしぶとい。「(北出)先生からも“逃げるように”と言われました。もまれ弱いので行きます。チャンスはあると思います」とVのイメージを膨らませた。
夏の北海道シリーズではリーディング6位と躍進。今年は先週終了時点で39勝を挙げ、JRA通算51勝に到達した。「函館開幕の1、2Rと2連勝して流れがつくれたと思う。今週から減量も1キロ減になるので頑張ります」。熱い“ハート”で初の重賞奪取を狙う。(デイリースポーツ・井上達也)