「Ｒｏａｄ　ｔｏ　Ｃｌａｓｓｉｃ」をコンセプトに、来春のダービーまで現２歳馬世代を独断で格付け。ランキング形式でお届けします。

　阪神ＪＦはゴール前、鼻、首差の大接戦。ソダシがサトノレイナスとユーバーレーベンの猛追をしのぎ切り、無傷の４連勝でＧ１初制覇を果たした。「馬場が悪かった影響か、思っていたよりもはじけなかった」とは吉田隼だが、それを思えば、勝ち時計の１分３３秒１は優秀。直線のたたき合いをモノにした勝負根性も素晴らしく、文句なしの２歳女王と言えよう。

　２着サトノレイナスは、荒れた内めを通ったことを思えば勝ちに等しい内容。今回は少しだけ運がなかった。３着ユーバーレーベンは、札幌２歳Ｓでソダシと好戦を演じた実力馬。叩き２走目で本来の力を発揮した。４着メイケイエールは大外枠が当たったことで難しいレースに。この一戦だけで評価を下げるのは早計だろう。ここでは暫定３位とした。

　牡馬に順位の変動はなし。今週の朝日杯ＦＳに注目したい。