急逝したスイープトウショウの娘2頭に注目

 スイープセレリタス
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 05年宝塚記念などG1・3勝の名牝スイープトウショウが5日、19歳で病死した。産駒の重賞初Vを懸けて、スイープセレリタス(牝4歳、美浦・藤沢和)がターコイズSに出走を予定している。16日に美浦Wでサンクテュエール(3歳オープン)と併せて5F71秒0-41秒1-13秒2を計時。近2戦は2桁着順に沈んでいるが、藤沢和師は「こんなもんじゃないだろう。期待の大きい血統だし、中山の芝マイルも条件的に悪くないので期待しています」と前向きだ。

 また、その2つ年下の妹クリーンスイープ(牝2歳、美浦・国枝)も、次週27日の中山3R(芝1600メートル)で初Vを狙っている。国枝師は「新馬戦は返し馬でなかなか進んで行かなくてね。調教でもゴネて止まっちゃうようなところがある。そういった性格なんかは、お母さん似じゃないかな」と苦笑い。母譲りの気の強さを見せながらも、10月のデビュー戦は2着と素質は示した。まずは勝ち上がりを決め、偉大な母の背中を追いかける。(デイリースポーツ・刀根善郎)

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