【有馬記念】フィエールマン好調アピール 手塚師、状態面に自信「昨年よりいい」

 「有馬記念・G1」(27日、中山)

 昨年4着の雪辱を期すフィエールマンは16日、嶋田(レースはルメール)を背に美浦Wで力強い動きを見せ好調をアピール。直線はグイグイと脚を伸ばし、5F66秒6-38秒7-12秒2の時計を出した。手塚師は「馬体重も先週で490キロほどだったので、前走時(478キロ)と同じくらいで出せるでしょう」と順調な仕上がりぶりにうなずく。昨年は極端な道悪に苦しめられた凱旋門賞(12着)のダメージを考慮しながら、苦心の調整を強いられた。トレーナーは「昨年よりいい状態で出走できるのは確か」と状態面には自信を見せる。

 この秋はオールカマーから始動予定だったが、熱発で回避するアクシデント。それでも仕切り直しとなった天皇賞・秋では、アーモンドアイに0秒1差の2着とG1・3勝馬の実力を誇示した。暮れの大一番で、4つ目の勲章を手に入れる。

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