【競輪】平原康多が脇本雄太の番手へ グランプリの並びが確定
「KEIRINグランプリ2020」(30日・平塚)の前夜祭が22日、都内で行われた。前夜祭に先立って行われた共同記者会見は、出場する9人が各地からオンラインによりリモート参加。意気込みと同時に、戦法のコメントを発表した。注目された脇本雄太の番手は平原康多が回ることになった。「ガールズグランプリ2020」(28日・平塚)に出場する女子6人(佐藤水菜は体調不良により欠席)も参加した。
各選手が序盤から滞りなくコメントを発表して、郡司-和田、松浦-清水、新田-佐藤-守沢と順当にラインが確定。
サプライズがあったのは8番目。単騎が予想された脇本が平原との連係を宣言。脇本が「ラインができた喜びを感じている」と話すと、液晶ビジョンに映るライバルたちは驚きの表情を隠せなかった。「21日に電話で話して、平原さんが付いてくれることになった。自分は誰が後ろでもいつも通りに走る」とコメント。平原も「ぎりぎりまで悩んだが、脇本君の後ろ」と明かした。
これに対して松浦はは「単騎と思っていた2人が連係するなら作戦を練り直す」と真剣な表情。連覇を狙う佐藤は「他のラインのことよりも自分たちの仕事をすること」と冷静に話した。