【競輪】ガールズ2期生の明珍裕子が引退 地元・平でラストランは6着
「デイリースポーツ杯・F1」(23日、いわき平)
ガールズケイリン2期生の明珍裕子(31)=福島・104期・L1=が引退。開催最終日の5Rガールズ一般で6着となり、地元でラストランを走り終えた。明珍は選手の代謝制度により、31日までの今期限りで登録が消除される。
最後のレースは、最終ホームを6番手で通過。最終3角から内を突くがコースは空かず、6着で最後のゴールを駆け抜けた。走路から引き揚げると、他の出場選手から拍手で出迎えられ、2013年5月デビューからの7年半を振り返った。
「福島支部の選手として、競輪選手になれて良かった。思い出のレースは一つに絞りきれないけど、初めての1着(13年10月7日・奈良)と、地元・いわき平で初めて決勝に乗れたこと(13年7月)、今年12月の平塚で同期でアマチュア時代から仲の良かった田中まいちゃんとワンツーを決められたことがうれしかった。自分なりに一走一走精いっぱい戦ってきたので悔いはないです」
今後については「選手を最後までやり切ることしか考えていなかったので、何も決まっていない。落ち着いたら、バンクの外から競輪を見たいですね」と話した。