【競輪】菅田壱道が平デイリー杯制覇 5番手まくりで今年V6
「デイリースポーツ杯・F1」(23日、いわき平)
開催最終日の12RでS級決勝戦が行われ、菅田壱道(34)=宮城・91期・S1=が山中秀将の逃げを最終バック5番手からまくって、今年6回目の優勝を果たした。平のS級戦では初めての優勝。2着は菅田マークの成田和也、3着には岡本英之が入った。
菅田が2020年の締めくくりを6回目の優勝で飾った。「最終ホームでカマせれば一番良かったけど、優勝できて良かった」と素直に喜んだ。
レースは前受けからスタートした。打鐘前に山中秀将率いる千葉勢が抑えて、単騎の武藤龍生も切り替えると、菅田は最終ホームを5番手で通過。「前の武藤君がまくると思って、大事にいきました」と振り返った。
今年は6回優勝したが、ビッグレースの決勝進出はゼロ。21年は平でG1・オールスター(8月10~15日)が開催される。「今年は落車がなかったのが大きい。来年はワンランク上の脚を付けて、G1で活躍したい」と飛躍を誓う。