【競輪】池野健太が待望の100勝達成 今後は自在脚に注目だ
「ひろしまピースカップ・G3」(広島、26日)
3日目3Rに出走した池野健太(28)=兵庫・109期・S2=が区切りの100勝を達成した。
レースは曽我圭佑(熊本)ラインが動いたところを、中団の池野の外並走から久保田泰弘(山口)が内に切り込み、最終ホームは曽我-久保田-池野で自力型が並ぶ形になったが、抜け出す久保田を池野がかわした。
在校1位の期待のホープは16年7月の大垣でプロデビューからここまで4年半かかったが「100勝のことは全然覚えてなかった。(達成までは)早いわけじゃないけど、年内に決められて良かった」とホッした表情を浮かべた。
次走はG3・鳳凰賞典レース(21年1月4~7日・立川)。「開催中に誕生日がくるし(1月6日)これからは久保田君みたいに何でもやりたい」と決意も新た。来年を見据えながら、まずは27日の最終日で好レースを披露する。