調教師転身の3騎手が感慨 西田「寂しいという気持ちはない」
調教師へ転身する3騎手が静かにムチを置いた。畑端省吾騎手(38)=栗東・フリー=は27日の阪神1Rが現役最終騎乗。10着に敗れたが「大きなけがをすることなく終えられたのが一番です」と感慨深げ。第二の人生へ向けて「スタッフと協力して、ジョッキーが安心して乗れる厩舎にしたい」と思いを語った。
中山12Rでラスト騎乗(16着)を終えた西田雄一郎騎手(46)=美浦・フリー=は、「調教師になることが決まっているので、寂しいという気持ちはありません。今後は仲間に安心して乗ってもらえる馬づくりをしていきたい」と話した。また、村田一誠騎手(42)=美浦・藤原辰=は「これまでとは違う形で携わっていくので、引き続き応援してもらえるように頑張ります」とコメントした。