【POG】3歳戦独断評価 兄はダート重賞覇者、芝で初陣VエアサージュにA評価
3歳新馬戦が5日、中山、中京の2競馬場で計2レース行われた。中京5R・芝2000mは、半兄に昨年の東海S覇者エアアルマスがいるエアサージュ(牡、父ポイントオブエントリー、栗東・池添学)が快勝。また、未勝利組では中山5R・芝2000mに出走したアサマノイタズラ(牡、父ヴィクトワールピサ、美浦・手塚)が2戦目で勝ち上がった。
エアサージュは好位追走から直線で逃げる4番人気ナギサ(2着)をとらえて抜け出し、1馬身半差をつけてV。2分3秒6のタイムで1番人気に応えた。さらに1馬身3/4差の3着には13番人気のヘッズオアテールズが入った。福永は「芝がどうかと思っていたが、返し馬が悪くなく、その感触通りでした。なかなか高いポテンシャルを持っている」と今後へ期待を込めた。池添学師も「芝は問題ないですね。ゆったりと走れる距離がいい」と評した。(レース評価A、将来性★★★★)
先週の新馬戦勝ち馬評価一覧ピュアジャッジ(牡、父ホッコータルマエ、栗東・清水久)
火曜中山3R・ダート1800m、松山「スタートが良かったし、楽な形で競馬ができた。追ってからの反応も良くて着差以上に強い内容」、清水久師「時計を詰めたり、馬込みに入った時など課題は残すが楽しみはあります」 (B、★★★)
先週の主な未勝利戦勝ち馬アサマノイタズラ(牡、父ヴィクトワールピサ、美浦・手塚)
火曜中山5R・芝2000m、嶋田「調教から反応が良くなっていました。レースも終始いい手応えで、前の馬を馬なりでかわして行きましたからね。直線で内に馬がいなくなって寄って行ってしまいましたが、グンと反応してくれました」(B、★★★★)
ゴールドハイアー(牡、父ヘニーヒューズ、栗東・大久保)
火曜中京3R・ダート1900m、福永「ここまでの2戦でしっかり競馬を教えてくれていたからね。きょうも勝負どころはスムーズだったし、いい形で勝つことができた」(B、★★★)
(馬サブロースタッフによる独断評価は、レース内容はS、A、B、C、D、将来性は★での5段階)