大塚騎手、2020年中の復帰は断念もその後は良化 落馬で慢性硬膜下血腫
2020年1月5日の中山競馬で落馬し、重度の頭部外傷を負って休養している大塚海渡騎手(20)=美浦・木村=が、木村哲也師から暴行された事実があったとして、1月5日に茨城県警稲敷署に被害届を提出し、受理されたことが12日までに分かった。
大塚は落馬により慢性硬膜下血腫と診断。一時は2020年6月の復帰を目指していたが、MRI検査で出血量の増加が認められたために断念した。しかし、その後は良化の傾向がみられているという。
父の哲郎氏は「年が明けてから少しずつ運動を再開して、乗馬も行っています。今後はトレーニングを行いながら、再発がないよう確認しつつ、復帰に向けて進めていきたい」と話した。