横山和、つながりを大切に存在感示す! 小倉でオメガレインボーなどに騎乗へ

 栗東トレセンに見慣れない笑顔が-。精力的に調教をつけていたのは2020年、新潟大賞典(トーセンスーリヤ)での重賞Vを含む30勝を挙げて、再ブレークを果たした横山和生騎手(27)=美浦・フリー=だ。

 今週から始まる小倉競馬にフル参戦。期間中は栗東を拠点として通うつもりだ。「前回来た時はまだ増本先生(13年引退)がおられましたからね。久々に来ましたが、面白いです」。コロナ禍でプライベートは自粛せざるを得ないが「その分、仕事に打ち込みます」と笑顔がはじけた。

 2020年つかんだ自信を胸に、今は心身ともに充実している。「昨年、エージェントを外して、今は一人でやっています。1からではなく0から頑張ろうと。今回、関西に来てフレッシュな気持ちです。楽しんで仕事に取り組みたいですね」と胸を張った。

 昨夏の北海道で信頼を得たことで、関西の陣営もバックアップしてくれる。「札幌で安田翔先生の馬で初めて勝たせてもらって。昆先生には、以前から声を掛けていただいていますし、先ほどは飯田祐先生にも声を掛けてもらいました。つながりを大事にしたいですね」。開幕週は、日曜11Rオメガレインボーや12Rラストヌードルなど、期待馬が集まった。好発進を決めて存在感を示したい。(デイリースポーツ・松浦孝司)

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