【日経新春杯】クラージュゲリエ遅れも時計上々 池江師「まだちょっと動きが重い」
「日経新春杯・G2」(17日、中京)
クラージュゲリエは14日、栗東CWの併せ馬で2馬身遅れ。このひと追いでどこまで変わってくるか。
アンドロメダS2着で復活の兆しを見せたクラージュゲリエは、栗東CWでシルヴァーソニック(5歳3勝クラス)を追走。ゴールで2馬身後れを取ったが、鞍上の手応えには余裕があり、6F82秒7-37秒8-12秒6と、時計的にも上々と言える内容だった。
動きを見守った池江師は「まだちょっと動きが重い気がするな。ある程度の負荷はかけたので、日曜までにどれだけ良くなるか」と慎重な口ぶりだが、騎乗した水口(レースは福永)の感触は悪くない。「けさはいつも通りサラッと。攻めはそう動かないけど、体はパワーアップしていますね」と確かな成長を感じたようだ。このひと追いで馬体が絞れれば、完全復活のシーンも十分あり得る。