【京都記念】ラヴズオンリーユー、鋭伸リハ オークス以来の復活星決める!
「京都記念・G2」(14日、阪神)
復活を目指すラヴズオンリーユーが、栗東CWで川田を背に鋭い動き。19年オークス以来の勝利へ、仕上がりは良好だ。ワグネリアンは栗東坂路で好ムード。ノドの手術明けになるが、力を出せる仕上がりにはなっている。
有馬記念10着以来、今年の始動戦を迎えるラヴズオンリーユーは、栗東CWで川田を背に単走。徐々にペースを上げると、ラスト3Fから重心を沈めて加速する。馬なりのまま5F68秒4-37秒5-11秒8。余力十分にラストは鋭い切れ味を披露した。
19年に無敗でオークスを制してから、6戦勝ち星に見放されている。復活を果たすためには、ここでぶざまな競馬はできない。岡助手は「動きは悪くなかったし、以前よりトモの踏み込みはしっかりしてきた。体は大きく見えるようになってきたし、より上を目指すなら、今回はこれで結果を出してほしい」と力強く語った。
今回は矯正力の強い馬具のトライアビットを装着している。岡助手は「2週前にジョッキーに乗ってもらって、ハミ受けのバランスの修正をオーダーされました。厩舎で修正する中で先週からトライアビットを装着。(口角への)あたりは強くなるが、収まりやすくなると思います」と効果を期待する。「もともと力のある馬なので、より良い方向には向かって行っていますし、開幕週の馬場もいいでしょうね」。きっかけになりそうな手は打った。仁川でその布石を生かしたい。