「近畿地区選手権・Ｇ１」（１１日、三国）

　１１日は準優３レースが行われ、ベスト６が出そろった。１２日の１２Ｒ優勝戦は１号艇から馬場貴也（滋賀）、今垣光太郎（福井）、吉川元浩（兵庫）、湯川浩司、上田龍星、北村征嗣（いずれも大阪）が出走する。

　注目は今垣光太郎（５１）＝福井・６３期・Ａ１。４回目の近畿地区選手権制覇に燃えている。これまでの３回はいずれも地元の三国での開催。それだけに今回に懸ける思いは強い。

　準優１０Ｒはすんなりとインから逃走を決めた。だが「出足がいいのでインだがら逃げられただけ」と足自体に満足していない。あくまで優勝にこだわっており「リングを替えて、チルト０にして伸び型で勝負する」と調整を施した。

　優勝すればＧ１で節目のＶ３０になるだけではなく、ＳＧ・ボートレースクラシック（３月２３～２８日・福岡）出場権をゲットできる。優勝戦は２コースから執念の走りを見せるはずだ。