「レジェンドカップ・Ｇ２」（１４日、伊勢崎）

　高橋貢が３連覇を達成－。２０１６年の第１回から６年連続優出を果たした王者・高橋貢（４９）＝伊勢崎・２２期＝が、最終日１２Ｒの優勝戦を快勝し、大会３連覇を達成した。通算２０９回目の優勝で、Ｇ２は２６回目、グレードレースは７５回目（ＳＧ＝２１、Ｇ１＝２８、Ｇ２＝２６）の制覇。

　レースは逃げた岩沼靖郎（伊勢崎）を、３周１角で松尾啓史（山陽）が差して先行。高橋は６番手から徐々に進出し、４周１角で２番手に浮上。７周１角で松尾の内に切り込んで逆転した。松尾が２着で、３着は久門徹（飯塚）だった。

　「試走からいい感じでした。３年前に（松尾に）差されて負けたのを覚えていたので、差せたらいいなと思っていました。いい感じで次のＳＧに行けると思います」

　２０１８年の優勝戦では、ゴール寸前で松尾に差されて完全Ｖを逸したが、その借りを返した。

　次走は１９日から浜松で開催されるＳＧ・全日本選抜オートレースに出場予定。目下１４９９勝。史上４人目の１５００勝達成と、２２回目のＳＧ制覇を目指し、青山周平（伊勢崎）や鈴木圭一郎（浜松）らと激しいＶ争いを繰り広げる。