【競輪】産休から復帰を目指す元砂七夕美 走行能力調査で地元バンクを疾走
2019年10月31日の四日市を最後に欠場していた元砂七夕美(25)=奈良・108期・L1=が19日、6カ月以上欠場した選手が復帰時に受ける走行能力調査のため、奈良競輪を訪れた。
元砂は19年7月に同じ競輪選手の中野彰人(和歌山)と結婚。昨年1月に自身のツイッターで妊娠を公表し、同7月に女児を出産した。今年1月に復帰へ向け練習を開始。
「まだ軽いギアばかりで(重い)練習ギアを乗っていなくて…」と不安ながらも、走行能力調査に挑んだ。
1周333メートルの奈良バンクを3周し、1キロのタイムを測定。計測値は非公表だが、元砂は「思っていたより良かったです」と安どの表情を浮かべた。
続けて「まだパワーがないですね。全然ダメです。(復帰へ向けて)もっと頑張らないと」と気を引き締めていた。
順調にいけば、奈良F1(3月15~17日)に復帰する。「産休前よりいい成績を挙げたいですね」と目標を掲げた。