【阪急杯展望】王座返り咲きを狙うインディチャンプが始動
「阪急杯・G3」(28日、阪神)
19年の春秋マイルG1覇者インディチャンプが、王座返り咲きに向けて、今季の始動戦を迎える。前走の阪神Cは追い込み届かず3着に敗れたが、前残りの決着で仕方のない部分はあった。昨年もぶっつけで挑んだマイルCSで2着に入り、改めて地力の高さを証明。結果次第では高松宮記念も視野に入るだけに、V発進で弾みをつけたいところだ。
阪神Cでインディチャンプを撃破したダノンファンタジー。好位から危なげなく抜け出すレースぶりで重賞5勝目を挙げた。芝1400メートルは2戦2勝と得意の舞台。1週前は栗東坂路で素軽い動きを披露したように、仕上がりも順調だ。
19年の阪神JFを制したレシステンシアも侮れない。前走のマイルCSは8着に敗れたが、骨折明け+初の古馬相手だっただけに酌量の余地はある。1週前は栗東坂路で鋭い動き。持ち前のスピードで追い切りを狙う。
破竹の3連勝で昨年の当レースを制したベストアクター。その後は体調が整わず、ここまで復帰が延びてしまったが軽視は禁物だ。
ニューイヤーSを制したミッキーブリランテや、昨年のスワンSを制したカツジも侮れない存在だ。