【ボート】大山千広が無念のFで戦線離脱 6期連続A1キープへ残り1カ月半は勝負駆け
「ヴィーナスシリーズ第24戦」(14日、児島)
19年のレディースチャンピオン(蒲郡)で史上最年少女王となった大山千広(25)=福岡・116期・A1=が、初日メインのドリーム戦で痛恨のフライングに散った。
前半8Rではインから圧勝し、このレースでは、4カドからまくり差しで連勝を狙ったが、+01のスリットオーバーで戦線を離脱した。
前期F2の影響からリズムに乗り切れていなかった今期。V2の実績を持つ児島で「そろそろ運気を上げたい」と気合を入れて臨んだが空回り。「足は悪くなかった。Sは入っていると思ったけど…」と肩を落とした。
選手募集CMのモデルとなった実在レーサーとして注目を集めた今年だが、5月のSG・オールスター(若松・5月25~30日)後に30日間のF休みとなる。
また、今期勝率は、14日終了時点で5・82と苦戦中。今期はこの児島を含めて残り5節。6期連続でのA1キープのため、残り1カ月半は「勝負駆け」が続きそうだ。