【大阪杯】サリオス迫力満点 堀師「一番いい状態」松山と新コンビで挑む

 「大阪杯・G1」(4月4日、阪神)

 迫力の増した馬体を揺らしながら、準備運動を終えたサリオスは18日に美浦Wへ。6馬身ほど前を進むカフェクラウン(5歳3勝クラス)を見ながら一気にギアを上げていく。直線で内から馬体を並べにかかり、馬なりで力強く併入した。5F65秒8-37秒5-12秒1に、堀師は「しっかりめにやりました。手前をスムーズに変えていて、進展もうかがえます」とうなずいた。

 2月27日に放牧先から帰厩した際の馬体重は562キロ。そこから少しずつ絞れており、現時点で550キロを切っている(前走時538キロ)。「太め感はなく、健康状態もいい。ウイークポイントの右トモもこの馬としてはいい方で、これまでで一番いい状態です」。鞍上は松山に決定。万全の態勢を敷き、決戦の時を待つ。

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