【オート】川口で74歳217日の鈴木章夫が公営競技最年長勝利記録をまた更新
「川口市営第13回第2節」(27日、川口)
74歳217日の現役最年長レーサー・鈴木章夫=浜松・2期=が、開催3日目3Rを快勝。自身が保持していた公営競技最年長勝利記録を82日更新した。
レースは0ハンの島田健一(川口)と鈴木孝治(浜松)が1、2番手。鈴木章は10線の5枠からコンマ09の好スタートで3番手。2周1角で鈴木孝を差して2番手に浮上し、逃げる島田を6周2角でまくって抜け出した。
「エンジンはキャブと電気を扱って昨日より良くなりました。最後のまくりは(島田が)小っちゃく回っていたので。記録のことは考えていません。毎回一生懸命走るだけです」と謙虚。Vサインやガッツポーズもしない。レースがないときは2人の孫(9歳女子と、5歳男子)をかわいがる優しいおじいちゃんだ。
鈴木は公営競技最年長優出(74歳68日)、G1最年長勝利(73歳118日)の記録も保持している。1964年9月にデビュー以来、57年間で通算1358勝。今年2勝目。