【阪神１０Ｒ・ネプチュナイト】平地に戻った近２走が、２、３着と安定感のある内容。引き続き攻め気配も良好なここは人気を集めそうだが、〈０・０・０・２〉と実績の乏しい阪神コースに変わる点は気がかりだ。〈２・１・２・０〉と好相性な２２００メートル戦から、１Ｆの距離延長もプラスとは言えない。ここは見送った方が良さそうだ。

　【阪神１１Ｒ・ワールドウインズ】格上挑戦の前走を快勝したように、能力はここでも上位の存在。ただ、マイル戦は未勝利で、３戦２勝、２着１回の９Ｆ戦と比較すると、安定感に欠けるのも事実だ。阪神も未経験で、直線に坂のないコースでしか勝ち鞍がないのも気になるところ。人気必至の今回だが、全幅の信頼まではどうか。

　【中京１１Ｒ・インディチャンプ】Ｇ１・２勝の実績はメンバー最上位。ただ、７Ｆ戦に使った近２走の３、４着の内容から、本質的には距離が忙しい印象だ。短距離戦らしい速い流れになれば、道中の追走でなし崩しに脚を使わされる可能性もある。底力は認めるが、初の６Ｆ戦の今回は積極的には狙いにくい。