【高松宮記念】馬場から浮上するのはこの馬だ
「高松宮記念・G1」(28日、中京)
中京競馬場がある愛知県豊明市の28日は曇り時々雨の予報。降水確率は90%。雨は昼過ぎがピークになりそうだ。芝はBコース(Aコースから3メートル外に内柵を設置)を使用。内ラチ沿いには若干傷みが見られるが、柵の移動により大きな傷みはカバーされている。土曜中京9R1勝クラス(芝1400メートル)は1分21秒4とまずまずのタイムで決着。良馬場であればコンディションは良好だが、降雨を想定すれば勝ち時計は1分8秒5前後が予想される。
馬場が渋れば渋るほど、“外差し”有利にシフトチェンジ。そうなれば、外枠を引いたサウンドキアラにもチャンスが出てくる。過去に重馬場で2戦2勝。ピッチ走法を生かして差し切った、昨年2月の京都牝馬Sでの勝利は記憶に新しい。仕上げに抜かりはなく、鉄砲も利くタイプ。脂がのっている松山の手綱がさえ渡れば、大金星も夢ではない。