【ボート】宮島G1 山崎郡が逆襲に燃える 「だいぶいいところまで来ている」
「宮島ダイヤモンドカップ・G1」(6日・宮島)
3日目に順延となった12Rダイヤモンドドリーム2ndは、桐生順平(埼玉)=が4コースから華麗に差して1着。人気を集めたインの寺田祥(山口)は2着に踏ん張り、3着は大外から深谷知博(静岡)が食い込んだ。地元の広島勢は山口剛が2位タイ、上平真二が3位タイと得点率上位に顔を並べている。
山崎郡(31)=大阪・112期・A1=が逆襲に燃えている。3日目7Rはイン逃げを狙ったが、徳増秀樹(静岡)の4カドまくりに屈して3着。
「展示から徳増さんの気配が違っていた。まくられたけど、3着で残せたのは大きい。ツキがありましたね」ときっぱりと気持ちを切り替えた。
「だいぶいいところまで来ている。レース足がいいと思うし、新田(雄史)さん(三重)や柏野(幸二)さん(岡山)より余裕がある」と着実に舟足は進化。
宮島の出走は19年6月の一般戦以来となるが、「優勝戦にも乗っているし、そんなに悪いイメージはないです」とブランクは全く意に介さない。
「G1なので、ちょっと一発を狙わないとね」と大胆な攻勢も示唆。攻撃力バリバリの手腕を繰り出して反撃を開始する。