【桜花賞】ソダシが無傷の5連勝で白毛初クラシック制覇

 無敗の桜花賞馬に輝いたソダシ(撮影・石湯恒介)
 桜花賞を制したソダシ(右)=撮影・山口登
 表彰式でバンザイする金子真人オーナー(撮影・山口登)
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 「桜花賞・G1」(11日、阪神)

 2番人気の白毛馬ソダシが好位から抜け出して勝利。デビューから無傷の5連勝で昨年の阪神JFに続きG1連勝を飾り、白毛馬としては初のクラシック制覇を成し遂げた。また、無敗の桜花賞馬は昨年のデアリングタクトに続き史上8頭目。首差の2着には大外から追い込んだ1番人気のサトノレイナス、3着には8番人気のファインルージュが入った。

 レースはストゥーティが先手を奪い、好スタートを決めたソダシは内の2、3番手のポジション。ダッシュがつかなかったサトノレイナスは後方からの追走となった。途中から掛かり気味に進出した3番人気のメイケイエールがハナに立ったが、やや速い流れのまま直線へ。メイケイエールは早々と失速し、ソダシが残り300メートルでスパートして先頭に躍り出てリード。ファインルージュ、アカイトリノムスメが食い下がるが、サトノレイナスがゴール前で一気に伸びて迫るも2着まで。正攻法を貫いたソダシが、1分31秒1のコース&レースレコードで鮮やかに駆け抜けた。

 クラシック初制覇の吉田隼は「最高に気持ちいいです。最後の直線では手応え十分で周りを確認する余裕があった。サトノレイナスが来たのは見えましたが、何とか我慢してくれと思いました。話題だけで本当に強いのかと言われて、プレッシャーもありましたが、見返してやろうと。しっかり結果を出せて、僕にとっても財産になります。これからも期待を裏切らないように、人馬ともに頑張りたい」と語った。

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