【ボート】津G1 森高一真が得意水面で予選突破に挑戦 SGも勝った好相性水面で躍動だ
「ツッキー王座決定戦・G1」(15日・津)
予選は3日目を終えたが、今節は伏兵陣の活躍が目立つ。初日から4走で2勝の長岡良也(兵庫)が得点率トップに浮上。「足は中堅上位くらい。手前の感じは良く、直線はいい人がいるけど許容範囲」とレース足系統は上位の部類にある。
2位タイには船岡洋一郎(広島)、中野次郎(東京)が並ぶ。船岡は「足はバランスが取れてまずまず」と水準以上の感触を誇示。中野は「エンジンは本当にいい。何をしても足が良くて自分好み」と節イチのパワーは健在だ。
準優進出ボーダーを6・00と想定すると5人が無事故完走で当確。森高一真(42)=香川・85期・A1=は、2走14点の勝負駆けに挑む。3日目8Rは、3コースからまくり差しで今節初勝利。「出て行く足ではないがレースになる足。舟の向きや掛かりがいい」と旋回力を生かせる仕上がりだ。当地はSG・チャレンジカップ(13年11月)を制し、近況も5節で4回の優出と水面相性は良好。ノルマは高めでも、柔軟なハンドルさばきで難関を乗り越える。