【ボート】下関マスターズチャンピオンカウントダウンコラム1
「マスターズチャンピオン・プレミアムG1」(20日開幕、下関)
「プレミアムG1・第22回マスターズチャンピオン」が20~25日の6日間、山口県のボートレース下関で開催される。熟練の技、意地のぶつかり合いに魅了されることは間違いない。3回にわたってシリーズの話題を紹介する。
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ボートレース下関は瀬戸内海に面したプール型の海水面。穏やかな水面で、選手は「乗りやすい」と口をそろえる。2017年4月から通年ナイターとなった。
コースの特徴はピットから2Mまで173メートルあること。ピット離れで差が出やすく、マスターズチャンピオンならではの進入争いが堪能できそうだ。本番ピットから大時計までの距離も320メートルで、十分な助走が取れる。
インコースが強く、昨年3月1日~5月31日のインの1着率は64・9%に及ぶ。ただ風の強弱、向きに注意が必要で4メートルを超えるとまくりが有効になる。また横風の影響でスリット付近で向きが変化することもあり、S勘をつかむかが重要だ。
現行エンジンは今年3月15~21日の開催が初下ろしで3節しか使用されていない。4月7~10日の直前節では28、29、42、60、64、68号機あたりが気配が良かった。まだエンジンは手探りだが“匠の技”で一変する可能性があり直前気配は要チェックしたい。