「ツッキー王座決定戦・Ｇ１」（１６日・津）

　予選全レースが終了。混戦の首位争いは寺田祥（山口）がトップ通過を決めた。僅差の２位は丸野一樹（滋賀）。３位には深谷知博（静岡）、西山貴浩（福岡）、平本真之（３６）＝愛知・９６期・Ａ１＝が並んだが、上位着順差で深谷が３位となり、上位３人が準優勝戦の１号艇を獲得した。１７日は準優勝戦３レースをメインに、５日目が行われる。

　準優１号艇は逃したが、平本が会心の勝利に喜びを爆発させた。４日目１０Ｒは、２コースから鋭い差しでインの岡崎恭裕（福岡）を撃破。待望の今節初白星を獲得し、ピットでガッツポーズだ。

　「１号艇がミスをしていないところに入れたし、いい足になってきた。やっと調整がハマった」と上機嫌。想定通りの仕上がりに胸を張った。

　準優勝戦１１Ｒは、２号艇で登場。「道中でズレているところがあるので煮詰めていく。自分の調整を信じて、やりたいようにしますよ」と万全のセッティングを施し、狙いはただひとつ。まずは優勝戦進出だ。