【ボート】津G1 長岡良也が準優で“金星” G1初優出初優勝の快挙を狙う
「ツッキー王座決定戦・G1」(17日・津)
準優勝戦が行われ10Rは中野次郎(東京)が4カドまくりで快勝。11Rは長岡良也(37)=兵庫・97期・A1=が3コースからまくり差して1着。12Rは寺田祥(山口)が人気に応えてインから逃げ切った。
長岡が気迫のターンで金星を奪い取った。準優11Rは、3コースからコンマ06とフルショットのスタート(S)。イン丸野一樹(滋賀)、2コース平本真之(愛知)の艇間をまくり差して、バックは丸野と激闘。1周2Mを先マイで勝利をたぐり寄せた。
G1ではこれが05年11月のデビュー以来、待望の初優出。「そこは淡々としています」と冷静に結果を振り返ったが「準優の足が一番良かった。ずばぬけた足はいるけど自分も上位級と思う」と王座決定戦(優勝戦)メンバーでも遜色のない足に仕上がった。
最終日12Rの王座決定戦は2号艇で登場。歴戦のG1覇者が出そろい、相手に不足はない。G1初優出初Vの快挙を達成してタイトルホルダーの仲間入りを果たす。