【皐月賞】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「皐月賞・G1」(18日、中山)
中山競馬場のある千葉県船橋市の18日の天気予報は晴れ時々曇り。レースの時間帯に雨は降らなさそうだが、前日の降雨の影響は残りそうだ。同舞台で行われた土曜9R山藤賞(3歳1勝クラス)は2分1秒0で決着。時計は水準レベルだったが、外枠の馬が上位を独占したように、最終週でインコースの傷みが目立っている。馬場の回復具合にもよるが、良なら1分59秒台後半、稍重なら2分0秒台での争いと予想する。
内側の馬場の傷みが進むようなら、先行勢が4コーナーで大きく外へ進路を取るシーンが見られるかもしれない。ならば、グラティアスに食指が動く。京成杯では良馬場発表とはいえ、荒れていた馬場の内側をスイスイと走り抜いてV。今の馬場状態なら、外枠もマイナスにならない状況だ。歴代最多の4勝をマークする“皐月賞男”のM・デムーロとのコンビで大駆けがある。