【北村友一コラム】皐月賞のラーゴムはチャンスあります
海外のレースも経験し、今年も活躍が期待される北村友一騎手。競馬開催日、ファンに向けて生の声をお届けする。
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日曜は中山で騎乗。11R皐月賞は前走できさらぎ賞を勝ったラーゴムと引き続きコンビを組ませていただきます。担当している藤田さんからは、ドバイ遠征の隔離期間中も追い切り動画を送ってもらい、情報を共有しながら工夫をして進めてもらいました。その効果もあって、前走のように追い切りから力むところはなく、リズムを崩さずに上手に走れていました。
少し器用さに欠けるところがあり、そこまで切れる脚が使えるタイプではないので、当日の馬場状態を踏まえながら、臨機応変にレースを組み立てていければと思っています。こうしてチャンスのある馬に乗せていただけるのはうれしいことですし、フレッシュな気持ちで結果を残せるように頑張ります。
5Rのバーボンハイボールは調教の感じが悪くなかったですね。そこが実戦につながってくれれば。9Rのダノングレーターはもう少し素軽さが欲しいと思いましたが、前走は先行して差のない競馬をしてくれています。その経験を今回にも生かしたいところ。10Rのジャスパープリンスは成績にムラはありますが、いいスピードを持っています。自分のペースで運べるようなら。