【天皇賞】展開から浮上するのはこの馬だ
「天皇賞(春)・G1」(2日、阪神)
1周目が外回り→2周目が内回りという特殊な舞台設定。2月の松籟Sは残り6Fから11秒台のラップが4回刻まれるロングスパート戦になった。京都と違って各馬の仕掛けが早くなりそうな分、瞬発力よりも持久力に秀でた馬がV候補だ。
長距離戦にしては引っ張ってくれる馬が多く、ディープボンドは阪神大賞典と同様に離れた4、5番手できっちり折り合う姿が目に浮かぶ。長くいい脚を使える長所を存分に生かして、待望のG1制覇を飾る。
ペースが流れると想定すれば、道中でスタミナをいかに温存できるかが鍵に。前で運べて序盤から内々を立ち回れるアリストテレス、カレンブーケドールが有力。