【競輪】京王閣ガルコレは佐藤水菜が制圧 1番人気の児玉碧衣が4着で高配当決着
「ガールズケイリンコレクション2021京王閣ステージ」(6日、京王閣)
G1日本選手権の3日目12Rで行われ、佐藤水菜(22)=神奈川・114期・L1=が最終3角3番手からのまくり追い込みで1着。ガールズケイリンコレクション初優勝を飾り、賞金245万円(副賞込み)を獲得した。周回中に追い上げて佐藤後位に入った荒牧聖未(栃木)が2着、番手から先にまくった久米詩(静岡)が3着で、人気を背負っていた児玉碧衣(福岡)は外を踏んだものの4着。3連単は9万円超の高配当で決着した。また、最終3角で落車した石井貴子(千葉)は顔面骨折の疑いで救急搬送された。
ヒロインの佐藤は「直前の練習からいい感じだったので、自信はありました」と笑顔。「まずは師匠(対馬太陽)、両親、チーム、コーチに伝えたいです」と世話になった人たちに感謝していた。
この後は「2021UCIトラックネーションズカップ」(13~16日・香港)に参戦。ケイリン、スプリントに出場する。「ハロンで10秒7を出して表彰台に乗りたいです」と目標を掲げた。
賞金の使い道については「ジェイソン(ニブレット)コーチからは『時計が欲しい』と言われたので、とりあえず100均で買います」とニンマリ。続けて「自分へのご褒美は香港で買えたら」と語った。