「日本選手権・Ｇ１」（８日、京王閣）

　競輪Ｇ１で最高の優勝賞金（６９５６万円＝副賞込み）を争うシリーズが、東京都調布市の京王閣競輪で開催中。８日は準決３レースを中心に行われる。

　東京都に緊急事態宣言が発出されているため、今回は無観客での開催。それでも、現地からはＹｏｕＴｕｂｅライブを配信。８日は漫才コンビのＵ字工事（福田薫、益子卓郎）が出演した。

　競輪マニアの福田は「京王閣がホームバンクです」とのこと。オフにも訪れることはあるが、今回は無観客開催。「毎日、見に来たかったです」と残念そうだった。

　この日本選手権をＰＲする動画にも出演した２人。「今回出場している朝倉佳弘選手と一緒に出ました。１着を獲ってインタビューに出るときに『ごめんね～、ごめんね～』をやるって約束してくれたんです」。朝倉は１次予選で敗退したものの、４日目（７日）３Ｒで１着をゲット。「ちゃんとやってくれました」と喜んだが、２人は「この日だけ車券を買っていなくて…」と配当ゲットできずに悔やんでいた。

　出身地の栃木は魅力度ランキングで最下位に。「有吉の壁」（日本テレビ系）などでの栃木ネタは変わらず好評のうえ「北関東芸人でトークバトルをやっています。茨城出身のカミナリとはバチバチですよ」と、２人は栃木の魅力を上げようと努力している。

　そんな中、益子が明かす。「栃木は宇都宮のギョーザが有名ですが、鹿沼がシューマイで動いているんですよ」。シウマイで有名な崎陽軒の初代社長が鹿沼出身とのことで、シューマイでの町おこしを検討しているそうだ。「鹿沼が駅前にシューマイの像を建てるという案もあるそうなんです。宇都宮、鹿沼でギョーザ、シューマイの代理戦争が勃発ですよ」と栃木県内で点心バトルが展開されそうだ。

　福田は阪神の佐藤輝明内野手が１面の８日付のデイリースポーツを見て「栃木には『佐藤の会』があるんですよ。ぜひ、佐藤輝明選手にも入ってほしいですね」と言う。平安時代の武将・藤原秀郷が佐野に居城していたことで「佐藤」姓が栃木発という説があり、益子は「阪神の輝明選手はもちろん、ＫＥＩＲＩＮグランプリ２０１９で優勝した佐藤慎太郎選手もこの会に入ってください」と懇願。福田は「佐藤友和選手もお待ちしています」と競輪ファンらしく、Ｇ１覇者にも入会を薦めた。

　Ｕ字工事はＹｏｕＴｕｂｅで「Ｕ字工事チャンネル」を開設。「いろいろやっていますので見てくださいね」とＰＲした。