【ボート】SGドリーム控える守屋美穂が地元児島で連続V 大山千広は6コースから3着
「男女W優勝戦」(19日、児島)
児島ボートの男女W優勝戦は19日に最終日を迎え、男子優勝戦の11Rは5コースからまくり差した古沢光紀(33)=福岡・103期・A1=が優勝。前走・福岡に続く2場所連続、今年V3を決めた。女子優勝戦の12Rは1号艇の守屋美穂(32)=岡山・101期・A1=がインからコンマ09のトップスタート(S)でイン速攻V。3月児島に続く地元連続V、今年V3を飾った。ピット離れで飛び出して4コースカドを取り切った長嶋万記(静岡)が差して2着。チルト0・5で挑んだ大山千広(福岡)は6コース回りとなったが、道中追い上げて見せ場十分の3着だった。
SG・ボートレースオールスター(若松・5月25~30日)でドリームに選出された守屋美穂と大山千広の人気女子レーサー対決は守屋に軍配。SG前に優勝した守屋は「緊張しました。Sはちょっと様子を見たけど、いいタイミングで行けて良かった。ホッとした」とニッコリ。「今節はエンジンが良かったのて、1マーク(M)で失敗しても道中追い上げが利く足」と6コースからの2勝を含め計7勝。「私がオールスターのドリーム戦に出場するなんておこがましい気持ちなのですが、たくさんの人が応援して下さっていると思い、感謝の気持ちで走ります。若松は大好き」と好相性の若松で行われるSGに静かなる闘志。
大山は「チルト0・5にした優勝戦が一番バランスが取れていて、伸びも出足も良かった。オールスターではまず予選突破を目指します」と全力で挑んだ優勝戦3着に納得の表情。人気と実力を兼ね備えたボート界のヒロイン2人の華麗なる戦いは、ボートレース界のスターが集結するオールスターへと続く。