【日本ダービー】エフフォーリア視界良好 鹿戸師「問題ない」
「日本ダービー・G1」(30日、東京)
無傷の4連勝で皐月賞を完勝したエフフォーリアは19日、横山武を背に美浦Wで3頭併せ。ファビュラスノヴァ、レッドルーベンス(ともに3歳未勝利)を追走し、ラストまで余裕十分の走りで前者に1馬身先着、後者と併入した。タイムは5F68秒2-38秒8-12秒2。
先週13日に帰厩し、コースでの初時計をマーク。鞍上は「いつもより(レース)間隔が詰まっているので、速い時計はいらないし、ゴール前を馬なりでかわす感じで、という指示通りの内容でした。疲れている様子もないですね」とうなずいた。
動きを見届けた鹿戸師も満足そう。「問題ないですね。リズム良く走れていたし、少しやる気になるようなケイコをしました。あと2本できるし、十分に行けるでしょう」と、青写真通りの調整過程に胸を張る。20年のコントレイルに続く無敗でのクラシック2冠奪取へ視界良好。「順調に来ているのが何より」と、トレーナーとジョッキーは口をそろえた。