【ボート】峰竜太が今年4回目の優勝をゲット ボート界の大エースが住之江で貫禄の勝利
「住之江王冠競走」(22日、住之江)
1号艇で人気を集めた峰竜太(36)=佐賀・95期・A1=がイン速攻で快勝。2月の住之江タイトル戦以来となる、今年4回目、通算では81回目のVで飾った。2着は3号艇の飯島昌弘(埼玉)、3着に峰の弟子でもある上野真之介(佐賀)が続いた。
“スーパースター”のワンマンショーは、1分49秒6であっさりと幕を下ろした。1号艇の峰はコンマ17のスタートを決め、すんなり1Mを先取り。あとは独走のオンステージで、トップクラスに仕上げた12号機とともにゴールを駆け抜けると、右の拳を住之江の夜空に突き上げた。貫禄の逃げ切り勝ちだった。
今年4回目の優勝を決め、次走は5年連続でファン投票1位に輝いたSG・ボートレースオールスター(25~30日・若松)がスタンバイする。昨年の住之江大会では無観客開催となったが、今回は入場制限こそあるものの、スタンドにファンが戻ってくる。「完全に優勝ができるように頑張ります」とアロハポーズでニッコリ。頼もしい声援を背に、若松の舞台でも千両役者の独壇場にしてみせる。