【安田記念】サリオス好反応で1馬身先着 3勝挙げた得意舞台で巻き返し期す

 「安田記念・G1」(6月6日、東京)

 大阪杯5着からの巻き返しを期すサリオスは27日、石橋脩(レースは松山)を背に美浦Wで併せ馬。雨の勢いが強くなった中、ノックオンウッド(3歳1勝クラス)を1馬身追走し、4コーナーで内から馬体を合わせる。直線で鞍上からゴーサインが出ると機敏に反応。5F67秒0-37秒9-11秒8をマークして1馬身先着した。

 8日に美浦トレセンに帰厩したが、右トモの動きがひと息の状態だったという。ただ、この日の動きを見届けた堀師は「手前をスムーズに変えていたし、息の入りは良くなりました。右トモのケアに努めて、レースまでにはフレッシュな状態に持っていきたいと思います」と前向きに話した。

 昨秋のマイルCS、そして大阪杯と、ここ2戦はいずれも5着と本来の実力を発揮できていない。特に前走は道悪が響いたとはいえ、勝ち馬から1秒1も離される物足りない内容だった。今回は3勝を挙げ、ダービーでも2着した東京コース。反撃の舞台としては申し分ない。

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