【ボート】児島ボート SG2回目の高野哲史が大奮闘 予選は3位で通過
「グランドチャンピオン・SG」(25日、児島)
昨年7月のオーシャンカップ(鳴門)でSG初出場、初優出した高野哲史(32)=兵庫・102期・A1=は、今回2日目のSG出場。経験値では他の選手より見劣るが、連日精力的な動きを見せている。
4日目10Rも俊敏なさばきを披露した。オールスローの4コースからコンマ14の的確Sを決めると鋭い差し。予選をトップ通過した白井英治(山口)に競り勝って2着をゲットした。「出足とかグリップ感がしっかりしている。伸びは普通だけど、今までのレースでそんなに伸びられる感じもない」と舟足に自信を持つ。
予選の得点率は7・60を残して3位で通過。準優勝戦10Rは1号艇で登場する。「SGは2回目だけどエンジンがいいからリラックスして乗れている。それに吉川元浩(兵庫)さんにはペラを見てもらったし、心強い存在です」と師匠の存在に感謝する。2回目のSGで2回目の優出という快挙達成へ、高野がこん身のSとハンドルさばきを繰り出す。