【ボート】三国G2 デビュー初Vを飾った三国で下寺秀和が暴れ回る

 「三国モーターボート大賞~昭和平成無差別マッチ~・G2」(29日、三国)

 初日メインの12R日本海ドリームは、地元の中島孝平(福井)がイン逃げで快勝。2着は山崎智也(群馬)、3着に木下翔太(大阪)が続いた。2日目メインはWドリーム第2弾、12R東尋坊ドリーム。転覆のアクシデントを乗り越え、1号艇の上條暢嵩(大阪)が逃走に挑む。

 初日は連勝者が現れず、2走2連対は辻栄蔵(広島)、豊田健士郎(三重)、森野正弘(山口)、武田光史(福井)の4人。豊田は前半4Rで5コースからまくり差して白星発進。「思ったところに入れてレース足がすごくいい」と充実の仕上がり。森野も2、1着にまとめて好調だ。

 伏兵陣では、下寺秀和(28)=広島・112期・A2=のムードがいい。11Rは3コースから豪快なまくりでイン坪井康晴(静岡)に迫り、きっちりと2着を確保した。

 「ペラが特殊だったので、いつもの形にしてターンの感じは良くなった。伸びて行くことはないがスリット付近の足はいい」と頼もしい相棒を高評価。「もう少し回ってからの押しは欲しいけど、体感は悪くなかった。普通はあると思うので、回転を合わせて乗り心地をしっかりさせたい」と盤石の態勢作りに集中する構えだ。

 当地は昨年5月の一般戦で、デビュー初Vを飾った思い出の水面。「いいイメージがあるので、一走一走を集中して頑張りたい」と気合を入れる。並み居る強敵たちをねじ伏せ、今度はビッグタイトルを手に入れたい。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス